ITサポーターTsuchida

Recommend

このページはIT関連で取り上げられることの多い情報の中から、ITサポーターTsuchidaがお勧めする情報をご紹介します。

CSVツール

ITサポーターTsuchidaでは、IT運用支援サービスを通して作成した、CSVツールを汎用ツールとして提供しています。非常に便利なツールですので、是非ご利用ください。

CSV変換ツール

  • CSVファイルを自社のシステムに取り込むために、不要な項目を取り除いたり連番を振ったりと、単純で煩わしい作業があります。この作業のためにわざわざExcelを使っていませんか?このツールはExcelを使った作業の代わりをします。
  • ネットショッピングサイトのCSVファイルの受注システム取込作業をCSV変換ツールには、対話型のCsvToCsvプログラムと、バッチ型のCsvToCsvBchのプログラムがあります。

CSVマッチングツール

  • 他社からの注文データの商品コードを自社の商品コードに変換するときに、ExcelやAccessを使うことは煩わしいものです。このツールはExcel・Accessを使った作業の代わりをします。
  • EDIで多くの取引先の店舗からの注文は、店舗分だけCSVファイルがあります。CSVマッチングツールを使えば、EDIのCSVファイルの商品コード変換も簡単になります。
  • ネットショッピングで、お客様に配達伝票の伝票番号や出荷日を戻すときに、出荷状況と配達伝票のマッチングを行い伝票番号や出荷日を付加できます。

無料モニター募集

ITサポーターTsuchidaはPR動画を作成します。そのPR動画の中のお客様の声を入れる予定です。お客様の声として出演いただける企業はモニターになっていただき、無料にて企業内のITによる業務効率をさせていただきます。

日々の業務でITツールの投資はできないけど、業務改善をしてほしい企業はこの機会に無料モニターにお申し込みください。

モニター募集のチラシ

どのような改善をしてもらえるのか?

  • ネットショッピングサイトのCSVファイルの受注システム取込作業を自動化するCsvToCsvツール、および取引先のExcelファイルの業務システム取込作業を自動化するExcelToCsvツールを導入支援します。
  • 前任者が作成したAccessのDBの修正作業および機能追加を行います。
  • 定期的に行っているExcelの資料をマクロを使っての自動化を行います。

モニターの条件は?

燕市内および燕近郊の中小企業であれば業種は問いません。

数回の訪問で対応できるものであれば可能な範囲で対応します。

モニターの募集期間は?

9月末をメドに募集をしています。ただし応募が多いようであれば速めに締め切りさせていただきます。

早めにお申し込みください。

HTTPSプロトコル(暗号化通信)

今年(2018年)になって、ブラウザでWEBサイトを表示すると、アドレスバーに「保護されていない通信」などという表示がされるようになりました。これはHTTPプロトコルを使って文字や画像をそのまま通信します。何も加工されていないので、通信内容のやり取りを盗み見られる恐れがあります。

そこで盗み見られても内容がわからなようにするために通信内容を暗号化してやり取りするHTTPSプロトコルが使われるようになりました。当初は個人情報保護の観点で入力フォームのページだけを保護するサイトが多かったのですが、最近では企業や組織のセキュリティ意識を知らしめすことになるため、多くの企業や組織がWEBサイト全体をHTTPSプロトコルに切り替えています。

システム運用をサポートする立場からすると、早めにHTTPSプロトコルに切り替えるることをお勧めします。ただ知識がないとどうすればいいかわからない分野なので、ここで簡単に説明します。

HTTPSプロトコル(暗号化通信)に切り替えるために必要なものとは?

WEBサーバに暗号化のための公開鍵と公開鍵を証明するデジタル証明書が必要です。公開鍵とデジタル証明書は、デジタル証明書を発行することができる、認証局に申請して入手します。代表的な認証局として、GMOグローバルサインやシマンテックなどが有名で、セコムなどもデジタル証明書が発行できます。

HTMLのソースの記述をHTTPからHTTPSに変更する必要があります。ただこの作業は意外と大変なので、多くのWEB業者がHTTPSプロトコルに切り替えるタイミングで新しいWEBサイトにしましょうと勧誘しています。ちなみに私がこのサイトをHTTPSプロトコルに切り替えたときには、HTMLの修正作業は全くしていません。WEBサイトのルートディレクトリに.htaccessというファイルにHTTPプロトコルでアクセスしたものをHTTPSプロトコルに付け替えるリダイレクトの設定をしただけで移行できました。

公開鍵とデジタル証明書は必須ですが、HTMLの記述の変更は必須というわけではありません。

デジタル証明書の種類

HTTPSプロトコルで暗号化するのは公開鍵ですが、公開鍵が正しいものかどうかを証明するのがデジタル証明書です。デジタル証明書には3種類あり、それぞれ用途と料金が異なりますので、WEBサイトに性質に合わせて選択する必要があります。

[DV(Domain Validation):ドメイン認証]

DVはこのドメイン(WEBサイト)は暗号化通信されていますという最低限の証明書になります。審査が不要で誰でも証明書を取得できます。主に個人や個人事業主が利用する証明書です。レンタルサーバ業者と提携している認証局から無料で証明書が発行してもらえることもあります。

[OV(Organization Validation):組織実体認証]

OVはこのドメイン(WEBサイト)を運営する企業・団体の実体を証明する証明書です。申請に対して審査が通って証明書が取得されます。DVとの違いとして、証明書のサブジェクトにO(Organization)に企業・団体の組織名と、L(Location)に組織の所在地が明示されます。そのため、企業・団体・学校などの組織が利用する証明書となります。

[EV(Extended Validation):EV認証]

EVはECサイトやネットバンキングなど、WEBサイトで商取引が行われる際に安全性を証明する証明書です。審査が非常に厳しく発行されるまでに時間がかかります。フィッシング対策などもあり、信用を売りにする企業やサービスを提供する場合には利用する証明書となります。

HTTPSプロトコル(暗号化通信)の暗号化の仕組み

暗号化を行うには、共通鍵方式と公開鍵方式があります。

共通鍵方式は暗号化・復号化で同じ鍵を使うため、通信相手ごとに鍵を用意する必要があります。鍵の管理が大変になります。

公開鍵方式は暗号化は公開鍵で、復号化は秘密鍵で行います。公開鍵を1つ用意すれば通信相手に公開鍵を渡し暗号化してもらい、暗号化したものを自分の秘密鍵で復号化します。公開鍵と秘密鍵の1つのセットがあればいいので、鍵の管理が簡単です。

公開鍵方式の問題点は復号化に時間がかかることがあげられますが、最大の問題点は復号化を通信相手ができないため、暗号化通信が一方通行になります。HTTPSプロトロルが公開鍵方式だとブラウザでは暗号化はできても復号化ができないようであれば、WEBサーバからの通信は暗号化できないのでセキュリティとして不十分なのです。

HTTPSプロトコルでは、共通鍵方式と公開鍵方式を組み合わせたハイブリット型なのです。具体的には、どのように暗号化が行われるかというと、ブラウザからWEBサーバにアクセスすると、まず最初に公開鍵とデジタル証明書を取得します。デジタル証明書から公開鍵が正しいと証明されると、ブラウザで共通鍵を生成します。ブラウザで生成した共通鍵を公開鍵で暗号化して、暗号化した共通鍵をWEBサーバに送ります。暗号化された共通鍵はWEBサーバの秘密鍵で復号化され、これ以降のブラウザとWEBサーバの通信は共通鍵を使った暗号化通信となります。

HTTPSプロトコルへの切り替えはお早めに

インターネットでの通信は便利でもあり危険でもあります。デジタル証明書の種類を正しく理解して、適切なデジタル証明書と公開鍵を取得して、WEBサイトをできるだけ早めにHTTPSプロトコルへの切り替えをお勧めします。

 

クラウドアプリケーション

クラウドとは?

今IT業界のトレンドのクラウドという言葉がよく使われます。正式にはクラウドコンピューティングというのですが、まずはクラウドという言葉について説明します。

クラウドをキーワードで調べると、「インターネットのサーバーを利用して,アプリケーションやデータベースなど活用するサービス」と見つかります。インターネット上でアプリケーションが利用できたり、データを保管するです。

ただ、言葉の意味が広いために人によってクラウドのニュアンスが違って、会話がかみ合わないことはあります。Aさんはスマホやパソコンのデータを置いておくインターネット上の場所として使い、Bさんは仕事の依頼を受ける時(クラウドソーシング)に使い、Cさんはインターネット上で会計システム(クラウドアプリケーション)として使い、Dさんはシステム開発時のインターネット上のシステム環境(IAAS)として使います。

今回ご紹介するものはCさんがいうインターネット上でアプリケーションを利用するサービスです。

会計用クラウドアプリケーション

会計ソフトと言えば、一般的にはパッケージソフトを導入します。代表的なものには、弥生・勘定奉行・会計王などがあります。会計事務所が絡むと、TKCやミロク情報のパッケージを指定されることもあります。

パッケージソフトの場合は、パソコンにインストールして使います。そのためパソコンの故障や入れ替えなどでは、再インストールが必要だったり、法律の改正があると対応するプログラムをアップデートする必要があります。パソコン側の管理が煩わしかったりします。

クラウド対応の会計アプリケーションであれば、パソコンのインストールが不要で、インターネットにつながれば使えます。そのためどのパソコンからもURLとパスワードを知っていれば使えます。パソコンの管理を必要としない点がアドバンテージとなります。初期コストが掛からず、月々の費用も数千円なのでリーズナブルと言えます。

一方ディスアドバンテージとしては、ブラウザの中で動くのでブラウザの仕様に操作性が左右されます。データ連携もやや弱いため、入力したデータの利用は限定的です。また会計を知らない人向けに作られている面があり、会計を知っている人間からすると違和感を覚えます。まだ歴史が浅いのでそのうちに改善されるかもしれません。

代表的な会計のクラウドアプリケーションとして、freee+とMFクラウド会計があります。無料お試し期間がありますので、気軽に利用が可能です。

 

ExcelのVBA

ExcelのVBAとは?

Excelにはマクロとよばれる自動実行の機能があります。マクロの自動実行を行うためにプログラミング言語をVBA(Visual Basic for Applications)と呼びます。Excelに標準搭載されているので、無料で使用することができます。

VBAを勧める理由

パソコンを使用する作業の8割以上はExcelでの作業です。Excelでの決まった手作業は意外に多いものです。単純な手作業はVBAを使ってプログラムを作成して実行すると、作業時間が格段に短縮します。驚くべき時間短縮が図れます。

Excelに詳しい人は関数を使いたがります。何でも関数でやらせようとして、関数を複雑にしてしまいます。関数を使う人の言い分は、VBAはプログラミングの知識がないと無理だけど、関数はちょっと勉強するだけでわかると主張します。でも関数も複数シートにまたがるとVBA以上に複雑になります。

プログラミングの知識がないと無理なら、プログラミングの知識を身につければいいのです。業務でよくある複数のブックを参照してデータを加工することは、関数では限界がありますが、VBAでは可能です。最近では、他社とのデータのやり取りでCSVファイルをよく使います。CSVファイルの取込と加工もVBAを使うと簡単で早いです。

Excelを使っているのに時間がかかってしまうというお悩みの企業には、VBAをお教えいたします。ExcelでのVBAの利用が一押しのお勧めです。